森の中には、樹木の葉や幹から発散される「フィトンチッド」と呼ばれる粒子が漂っています。この「フィトンチッド」は、樹木にとって有害なカビや細菌の繁殖を抑え、空気を浄化する効果があるとされています。私たち人間は、古くからこの「フィトンチッド」の効果を知り、さまざまな形で利用してきました。しばしば料理に登場する杉・笹・ヒバの葉は、目を楽しませたり、香りをつけたりするだけではなく、料理を長持ちさせ、嫌な臭いを消す効果もあるのです。また、「フィトンチッド」の香りには、脳を刺激し、ストレスを解消する効果もあるといわれています。
